湯浅京己プロ入り初勝利！

2022年6月24日　甲子園球場　18:00

青柳晃洋は3回に2点を取られたけど、その後はほぼ完璧投球でした。

しかし7回には2本のヒットを打たれてややピンチを背負ったので、8回は安全策で湯浅京己を出すかな、と思ったけど、相変わらず何の策も無い矢野さんはそのまま続投でしたね。

もちろん自分も青柳晃洋には頑張ってほしかったけど、8回にいきなり2人続けてヒットを打たれた時点で、ここで投手交代だと思いました。

しかし矢野監督は全然策を講じずそのまま続投を指示。

ランナーを置いたままでの湯浅京己は心配だったのか、青柳晃洋の続投を選択し、そして同点に追いつかれます。

球数はまだ行けそうだったけど残る2回なら、湯浅京己と岩崎優を信頼した方が無難だと矢野監督は思わなかったんでしょうね。

しかし同点に追いつかれても昨日は打線が頑張りました。

8回裏に佐藤輝明、大山悠輔のヒットで作ったチャンスの場面で代打梅野隆太郎が2点タイムリーです。

訳のわからない捕手3人制で、試合に出ることが極端に少なくなった現状で、打力だけは明らかに他の2人とは違うのが梅野隆太郎。

梅野隆太郎が勝ち越し打を打った効果で湯浅京己にプロ初勝利が転がり込んできました。

良かったですね。

湯浅京己には印象に残る夜になりました。

今は7回か8回でリリーフする役目ですが、プロに入っての目標は勝ち投手になることだったはずですから、記録に残りますし記憶にも残ります。

そして梅野隆太郎にもいい夜になりました。

捕手3人制という、要は監督が正捕手を決められないために出番は減って、悔しい思いをしていると思いますが、そんな悔しい思いも、今年だけ我慢すればいいんですから腐らずに頑張ってほしいと応援しています。

そもそも矢野監督の推す捕手3人制を支持する人は、捕手はハードワークだから3人で分担することでシーズンを乗り切る、なんてことを言います。

しかし、先日広島戦の解説をした元広島の達川さんは捕手でしたが、ポジションの中で最も体力的に楽なのが捕手だと言っていました。

外野手などはイニングごとにかなりの距離をベンチまで走って往復しますが、捕手はその距離は少ないし試合中にも座れるし、最も体力的に楽なのが捕手だと。

その証拠に故野村監督や谷繁元信さんの出場試合数が記録になっているのは捕手が楽だから、とも言っていましたね。

だから捕手3人制ってホントに意味の無いこと。

単に矢野監督が梅野隆太郎の出番を減らすために口実として使っていることだと断言します。

矢野監督のひいきしている坂本誠志郎や長坂拳弥を試合に出すための捕手3人制ですが、それも今年限りですから梅野隆太郎は腐らずに頑張ってほしいと思っています。

そして新外国人選手も入ってきたら1塁しか守れないようですから、そうなると大山悠輔の守備位置の問題もまたややこしくなりますね。

今の矢野監督なら、競ってほしいなんて馬鹿なこと言い出すのかもしれません(^^;

ホンマにわけわからない矢野監督の采配ですが、まあ今年限りだと思えば我慢も出来ます。

今年は、選手はみんなパーソナルベストを目指して頑張ってほしい、ですね。
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