20日のオープン戦は、京セラドームでオリックス戦でした。
結果は新聞やニュースでおわかりだと思いますが、9回裏に四球3つで同点に追いつかれ、そして暴投でサヨナラ負け。
そこで疑問に思ったんですが、矢野監督は、昨年までいたスアレスの代わりを誰にするつもりなんでしょう。
3月に入ってからのオープン戦を振り返ってみても、シーズンでは誰を使うつもりか我々にはわかりません。
そもそも年末当時は確か岩崎優と言っていましたよね。
しかし岩崎優がキャンプ中にコロナに感染したことでスケジュールが狂ったのかな、と思って見ていましたが、しかし昨日の試合ではその岩崎優を8回に起用しました。
じゃあ9回はどうするんだろう、ケラーを出すつもりかな、と思っていましたが、実はケラーは昨日はベンチ入りしていませんでした。
そして出てきたのが湯浅京己。
これまでのオープン戦では好調でしたので、この起用は理解出来ます。
しかし先頭打者に四球を与えて、次の打者を一塁ゴロに抑えたところで、次のバッターが吉田正尚だったからなのか、湯浅京己に代えて岩田将貴をマウンドに送ります。
矢野監督の好きな「左には左」です。
そして岩田将貴はその期待に応えて吉田正尚をライトフライに抑えます。
あと一人で試合終了ですが、次のバッターは右の杉本裕太郎。
昨日は全然不振で、三振して下を向いてベンチに戻る姿を何度も見て、もっと堂々としたらいいのに、と敵チームながら心配していたんですが、矢野監督はここで右の小野泰己を起用します。
ここからはニュースになっていますが、小野泰己は1球もストライクが入らず、14球連続ボールを投げてサヨナラ負けをします。
小野泰己には悪いけど、こういうことは昨年でもよくあったことです。仕方ありません。
ここで初めの疑問に戻りますが、矢野監督は今シーズン抑えに誰を起用するつもりなんでしょう。
昨日の試合に負けたことで言っているわけではありません。
オープン戦はシーズンに入る前に、適所適材を探る良い機会です。
しかし矢野監督は岩崎優を一度もスアレスの代わりになる起用法はしなかったし、ケラーにもそういう起用法はしなかった。
しかし湯浅京己や齋藤友貴哉は何度か9回に起用していたので、昨日の試合でもこの2人を使っているならまだ理解はできます。
そしてこの2人で負けていても納得できます。
しかし小野泰己は突然抑えに起用されて大失敗し、昨日の試合の結果は何のプラスにもならないし、むしろメンタル面を傷つけただけで終わった、と思っています。
そして結局スアレスの代わりに誰を使うのか、試すこともせずに、方針を誰にも知らせずオープン戦は終わりました。
もしかしたら心中はケラーを起用するつもりかもしれません。
そしてそれは成功するかもしれません。
しかしなぜそれなら9回に一度もケラーを使わないのでしょう。
8回とか途中の回と9回では全然プレッシャーは違います。
それは昨日の小野泰己を見ても明らかです。
今年の阪神は先発陣の数が揃って、昨年は2位だったこともありオープン戦でも好調だったので優勝候補に上げられています。
しかし矢野監督である限りは優勝は難しい、と自分はいつも思っています。
チームを作り上げて、今年はこういう体制で行くとチームのみんなに見せつけて浸透させるのは監督の責任です。
しかしスアレスの代わりをいまだに明言できていないし、試してもいないことはどう考えても理解出来ません。
土曜日の試合でも、このブログでも書きましたが、近本光司、糸原健斗、糸井嘉男、中野拓夢をスタメンでは使いませんでした。
そして昨日の試合でも近本光司は2打席しか使っていません。
もうオープン戦は終わりで、次は金曜日の開幕戦まで試合がないのに、なぜ実戦の機会を少なくするのか意味不明です。
今年は戦力も整って、優勝するチャンスの年ですが、一番のリスクは矢野監督の力量です。
自分は、なんせ矢野監督が続投する、と決めたことから「なんでやねん!」と矢野監督の采配や力量を検証するためにこのブログを始めました。
ですから、勝てば選手の力量。負ければ監督の力量、という方針でこのブログを続けて行きますが、それはあくまで優勝してほしいからです。
だから矢野さん、ボロクソに書いても我慢してね(^_^)
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