阪神タイガースが開幕3連敗しましたが、昨日会った知り合いからよく聞かれたのが「次の監督は誰になる？」という言葉でした。
まだ開幕して3試合しかしていませんが、こういう話題になるのもキャンプ前に「今年いっぱいで辞任」という前代未聞の宣言からの影響でしょうね。
何を考えてキャンプ前に宣言したのか、普通に考えて意味不明ですが、何かの記事で「選手に嘘をつきたくないから」なんていう小学生のような理由を言っていましたね。
選手を指導しているときに、しかし自分は今年で辞める、という後ろめたさがあったのでそれなら初めから宣言しておいたほうが、正直に言った方が･･･と考えたようです。
つまりこの思考方法はチームが優勝するために、という観点が抜けていて、自分と選手との関係性だけを考えてより気持ちのよい方法を選んだ、ということです。
よく言えば正直。
悪く言えば馬鹿ということでしょう。
自分なんかはよく若い頃に言われたのが「人のいいのも馬鹿のうち」という言葉です。
人に対して正直でいようなんていい人の典型ですが、監督は優勝しなければいけないという使命がありますから、それからの観点で考えれば、キャンプ前に辞任を選手に伝える必要は全くなかった、と思いますね。
そして開幕前に、今年の阪神タイガースの順位を最下位に予想した人がいました。
元ヤクルト監督の真中さんですが、その理由は中継ぎと抑えが構築されていない、というものでした。
さすがにプロはよく見ていますね。
広岡達朗さんも、順位予想は毎年しないのですが、阪神はＢクラスという予想でした。
その理由は「矢野さん」でした。辞任を先に言うなんてあり得ないしチームがまとめられない、と言っていましたね。
そして元阪神の監督だった岡田さんも4位予想。桧山さんも4位予想でした。
プロ野球はドラフト制度が出来てからは、監督次第でいつでも優勝が可能なようになっています。
前年の最下位から優勝なんて、以前ならあり得ないことが今では普通にあり得ます。
つまり監督次第でいつでも優勝出来るんですが、逆に言えば監督が悪ければ絶対に優勝なんてあり得ないとも言えます。
ところで次の監督は誰なんでしょう。
もう今年はいいから来年のことを考えてしまいますね。まだ早いぞ、と言う声が聞こえてきそうですが(^_^)
自分の周りで一番人気なのが藤川球児さん。
解説で論理的でわかりやすい解説をすることで人気があるようですね。
しかしまだ開幕して3試合しかしていません。
次の監督は誰、なんてあまり話題にならないように矢野さん、もうちょっと頑張ってや。
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