今、最下位にいるのはチーム力が劣っている訳じゃなく、矢野監督の采配がぶれていただけ。
先週は勝ちっ放しで6連勝。
そして東京ドームで9年ぶりの対巨人3連戦3連勝
一気にムードは良くなりましたが、そもそもどうしてこんなに負けが込んでいたのかというと、ひとことで言えば矢野監督の采配がぶれていたから、それに尽きます。
ちょうど開幕時に青柳晃洋がコロナに感染するとか、その後も藤浪晋太郎、伊藤将司、江越大賀がコロナ感染したりして思うような野球が出来なかった、ということがあります。
しかしコロナ禍に見舞われたのはヤクルトもDeNAも同じでそれは言い訳にはならない。
開幕戦の大逆転負けに象徴される、ケラーの調整度合いを確認しないで抑えに起用するとか、大山悠輔を7番で起用するとか、チーム編成のいい加減さが現在の最下位という位置を招いています。
そもそも2020年の開幕時も同じような間違いを矢野監督はしています。
当時はボーアがいましたが、サンズを二軍に落としたままで開幕を迎え、大山悠輔もスタメンには起用せずで開幕から3連敗を喫し、慌ててサンズを一軍に戻しましたが始めの12試合を2勝10敗と大失敗から始まります。
しかしこのときも続く広島戦から大山悠輔が打線爆発でその後は2勝11敗で一気に借金を減殺します。
この2020年の春先と状況が似ています。
つまり勝つために誰を主力に構成するのか、というチーム編成が苦手なのか、または自分なりのこだわりがあるのか、選手起用や打順編成に迷いや悩みがあります。
だから今年も近本光司を3番に据えて不調に落としたり、佐藤輝明を2番に起用したりするんですね。
先の巨人戦に3連勝出来たような、昨年も勝てた打順編成を監督自身が信じられないようです。
しかしその昨年も前半あれだけ勝っていたのに、巨人とのクライマックスシリーズ初戦には、サンズも佐藤輝明も大山悠輔も梅野隆太郎もスタメンから外して完封負けを喫しています。
矢野監督は誰が見てもおかしな打線を組むのが好きそうです。
ですから、まだ今年もこれからまた迷走する可能性はあります。
多分、何か矢野監督自身がこだわりを持ちたい打線があるんでしょう。
だから大山悠輔や梅野隆太郎などは矢野監督の理想にはほど遠く、ちょっと調子を落とすとスタメンを落としたくなるんでしょうね。
現在6連勝と波に乗っている阪神タイガースですが、これから先は安心か、といわれるとまだまだ安心じゃない、大いに不安だとと自分は思っています。
これからも不安だと思わせる、それはひとえに監督の采配。
昨年のような、極端な言い方をすれば佐藤輝明より島田海吏を使うような迷采配をいつかするんじゃないのか、と心配です。
そんなボケさえなくなれば、とりあえずの5割復帰も可能性はありますね。
今日からは甲子園でのヤクルト戦。
見に行きたくてもチケットは完売状態。
天気も良さそうだし、ちびっ子ファンもたくさん見に行きそう。
監督が誰であっても選手の精一杯のプレーを見て、タイガースの勝利が見られればファンは大満足。
だから今日も頑張れ阪神タイガース!
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