北京五輪フィギュアスケート女子で昨年末のドーピング検査により陽性反応が出たROC(ロシア・オリンピック委員会)カミラ・ワリエワ(15)が、15日のショートプログラム(SP)で始まる個人戦に出場できることになった。
スポーツ仲裁裁判所(CAS)が、カミラ・ワリエワが16歳未満で「要保護」の対象であることが考慮され、個人戦の出場を認めました。
しかし、変な注釈がつきます。
国際オリンピック委員会(IOC)はワリエワが3位以内に入った場合はメダル授与式を実施しないと発表しました。
そして予選でワリエワが25位以内に入った場合は、26位の選手も予選通過とする、と発表しました。
つまり、これって、要するに「出場は認めるけどメダルを授与出来る権利はなく、単なるオブザーバー参加扱い」ということだと思いますが、なぜそう発表しないのでしょう。
そもそも、薬物摂取しながら参加を認めるということ自体が異常ですが、それもこれも、15才のワリエワ選手の年齢が年齢だからでしょう。
そもそも15才なら薬物摂取しても参加可能という判断を下すなら、16才以下の参加基準を撤廃するべきだと思いますが、どうでしょう?
薬物を摂取しても年齢によってはオリンピック参加がが許されるなら、16才以下の選手に対して薬物を接種させる、そんな組織が絶対に現れる、と予想されます。
そうなると本来守るべき16才以下の選手そのものが被害者になるし、逆効果になる、と思うのは自分だけでしょうか?
今回の参加を認めたのはスポーツ仲裁裁判所(CAS)ですが、多分、IOC としては参加させたくなかった、という意思がメダル授与はない、という発表になったんだ、と自分は勝手に決めつけています。
そういう IOC の意思を自分は支持します。
オリンピックに薬物は絶対にダメです。
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