冬季五輪が北京で行われています。
最近のテレビは面白くないので、ついオリンピックばかり見てしまいます。
そこでちょっと気になったのが選手個人に対する誹謗中傷や罵倒が多いというニュースです。
まずは、中国のフィギュア代表の朱易(19)選手が、2月6日に行われた団体戦女子ショートプラグラム(SP)で転倒するなどのミスが続き、7日のフリーでもジャンプで転倒して演技後に号泣するシーンがありました。
米メディアCNNによると、6日のSP終了後、中国版ツイッター「ウェイボー」では「朱易が転んだ」のハッシュタグが付いた動画の投稿がわずか数時間で2億回以上の再生を記録した。
CNNは、米カリフォルニア出身の朱が、中国で生まれた選手を出し抜いて代表選手に選出された理由を多くの人が疑問視したと指摘。
そして朱は18年に中国籍を取得したが、流ちょうな中国語を話すことが出来ないという批判に直面しているそうです。
日本でも高梨沙羅選手に対して「化粧するヒマがあるなら練習しろ」というSNS での非難がYahooニュースでありましたが、選手個人の対するこういう誹謗中傷や罵倒って、どういう心理でするんでしょう?
自分には全然わかりません。中国の国民性という声もありますが・・・
阪神タイガース掲示板というのがあって、自分もシーズン中など、よく書き込んだり見たりしているんですが、ここでもタイガースの選手個人に対する批判が強烈で、読むに堪えないことが多々あります。
ちなみに、自分も矢野監督や球団幹部等は批判することはあります。
それは選手を管理する、試合を指揮、采配する立場ですから彼らは批判に耐えるべき立場です。
しかし選手個人を応援はしても誹謗中傷のような非難はしません。
ああ、あのときちゃんとバントを成功させていれば、とか、あのエラーがとかの指摘はあっても、それで「もう出てくるな」とか「やめてしまえ」なんてことは絶対に書きませんし言いません。
選手個人は誰でもヒットは打ちたいし三振は取りたいし、ファインプレーはしたいし、そのために練習に励んでいるはずで、その結果、3割はヒットを打っても7割は凡退します。
野球とはそういうスポーツですから、凡退したりエラーしたりをとらえて選手個人を罵倒するのは違うだろう、といつも思います。
プロ野球選手というのは、自分が中学の時に同じ中学にいた凄い選手が、高校に進学して甲子園の予選で活躍しても、全然プロ野球から声がかからないし、プロ野球選手というのは、全国から選ばれた年間100人ほどしか入団出来ない野球のスペシャリストです。
尊敬し羨望のまなざしで見ることはあっても、罵倒したりするなんて自分には考えられません。
今年も高校から、大学からそして社会人からプロ野球に入った若者がたくさんいます。
そしてプロ野球のスピードに驚きながらも、徐々に対応し、やがて試合に出場しヒットを打ったり、三振を取ったりして、そういう成長を見ることが出来るのもプロ野球の魅力です。
自分は文章力がないのでうまく書けませんが、中国のフィギュアの選手が誹謗中傷されているとのニュースを見て、つい大山悠輔選手への罵倒・誹謗中傷している掲示板を思い出してしまいました。
大山悠輔選手はよくやっていると思いますよ。一昨年は開花したかな、と思いましたが昨年はちょっと伸び悩みましたね。
その分、今年は期待しています。
皆さんも温かい目で選手を応援してやってください。
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