阪神・青柳晃洋の今年を振り返る

勝手に応援日記

今朝は阪神タイガース関連のニュースがあまりないので、投手陣の柱となって13勝挙げた青柳晃洋投手の一年を振り返りたいと思います。

青柳 晃洋 (アオヤギ コウヨウ)背番号50
生年月日 1993年12月11日(27歳)(満年齢)
出身地 神奈川 身長 183cm 体重 80kg 血液型 B

右投げ右打ち ドラフト2015年(5位)

経歴
川崎工科高-帝京大-阪神

今年は25試合登板 13勝6敗
投球回数 156回1/3 防御率 2.48

13勝は久里選手(広島)と並んで最多勝利投手賞。
防御率はセリーグ2位と文句ない成績です。

青柳 晃洋選手と言えば、今年の東京オリンピックにも選出され、日本チームは金メダルを取ったのですが、青柳選手はこれが「生涯通じて初の優勝」だということです。

普通はプロ野球選手ともなれば、中学、高校、大学と野球をやっていく中で地区大会や都道府県大会等いろんな大会があってほとんどの選手が一度は優勝しているものなんですが、青柳選手はそれが全くなく、しかも代表に選出されたのもオリンピック代表が初めて、という異色の選手です。

そしてドラフトでも上位でない5位で指名されましたが、プロ初年度から4勝を挙げるなど無名の状態から今季の最多勝利投手になるまで努力の人です。

2019年、2020年とどちらも9勝を挙げましたが、2019年に青柳にとっては初めて先発ローテを回り、9勝を挙げた転機のシーズンの最後に鳥谷選手に「僕に何か言葉をください」とお願いしたと言います。

その鳥谷選手からの言葉は、
 「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ!」

「誰かの言葉みたいなんですけど、鳥谷さんからの言葉だと思ってますね。去年9勝したからって、毎年、毎年が勝負だぞって言ってくれているみたいで」。

1日に一度は必ず目に留まる場所にその言葉の画像を設定。

携帯電話を見つめる度に、表情は自然と引き締まったと言います。

それからはおごらず、腐らず、前だけを見て走り続けてきたようです。

青柳選手は、プロとして登板したときはクイックが出来ず、バント処理が下手で、コントロールが悪い、というそんな選手の印象でしたが、毎年毎年努力を重ね、もがき続けた2軍時代を乗り越えて、今の実力があります。

今年最も印象に残る一戦は、6月22日の中日戦。
東京五輪野球日本代表に内定後、初めてのマウンドで相手は中日のエース大野雄。

試合は、両者一歩も引かない展開になり、1点リードで迎えた6回1死一、三塁のピンチを切り抜け、7回4安打1失点(自責点0)で勝利を掴みました。

 「めちゃくちゃ意識していましたし、大野さんは素晴らしい投手。ロースコアになるのは分かっていましたし、そういうピッチャーに勝ててすごい良かったなと思います」

青柳選手の座右の銘は「やれば、できる」。

毎年毎年進化を続ける青柳選手ですが、青柳選手の成長はまだ途中段階で、来年以降、さらなる飛躍をするのだと自分は信じています。
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