現役時代に三冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（68）が、29日に放送されたMBSラジオの「JA淡路日の出スポーツスペシャル ～MBSベースボールパーク番外編～ 落合博満×掛布雅之 THE・野球談議」に出演。
現役時代は阪神の4番に座り、阪神2軍監督なども務めた掛布雅之氏（68）との対談で打撃論などを熱く交わし、優勝を逃した阪神についても言及した。
阪神タイガースが後半失速し優勝を逃した原因は「体力不足」と断言。
落合さん
振る体力、走る体力、守る体力、それと投げる体力。
結局、技術論になっちゃうというけども、技術を維持するのは体力があって初めて維持できる。体力が無くなってくると、技術も崩れてくる。
普通のキャンプでは、5月、6月にはもう（体力の）貯金がなくなる。維持するには練習しかない。。
落合さんが監督の時の中日は、キャンプ初日から紅白戦をやるから「身体を仕上げてこい」という方針で、練習時間も12球団一と言われるくらい長くてキツかったと言われていました。
そして阪神タイガースはいつも8月9月には失速しますから、やはり練習で体力をつけるしかないんでしょうね。
そして阪神で注目を集めたルーキー佐藤輝明内野手（22）についても語った。
落合さん
彼はまだ1年目だから。あれ以上の期待をする方が無理でしょう。
掛布さん
落合監督なら、フルシーズンで使うか。良い時にあえて休ませるとか考えませんか。
落合さん
（休ませることは）考えないと思うな。
掛布さん
後半、あれだけ打てなくなる想像できなかったんですよ。
落合さん
そりゃあ、打ち方だよ。ハハハ（笑）
あれだけ下からバットが出てくると、しんどいものがある
。
大リーグではフライボール革命として、アッパースイングする打者が増えている傾向がある。このことを指摘されると、落合氏は
落合さん
ホームランということだけを考えればいいけど、下から振るということは点でボールをつかまえるということだから。線でボールをつかまえるという打ち方じゃないのよ。
大谷はあれで結果を残しているんだから、あれでいいんですよ。ただ、他の人にあの打ち方しろとは言わない。
要するによくわかりません(^_^)
要は大谷のように成功したら何でも良い、ということですから佐藤輝明選手がこれを聞いたらどう響くのでしょうね。
しかし落合さんの言葉はいつも的を得ていると思っていますので、落合さんが佐藤輝明選手を直接指導するところを見てみたい。
あれだけ軽く振っているように見えてホームランバッターというのは落合さんが随一。
ブンブン振り回す佐藤輝明選手に「軽く打ってホームランを打つ」打法を教えてあげてほしい、と思うのは、自分だけなのかな？
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