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阪神・矢野燿大監督(53)は1年契約で就任4年目に臨みますが、とら年の今季へ「日本一だ」と抱負を色紙にしたためています。
以下矢野監督のコメント
-優勝へ、わずかな差を埋めるためには。
決断、選手に対する声掛け、後押し。何かできたことがあったのではないかなと思うし、やっぱり、自分の成長が必要だなと感じている。
-昨年、感じた難しさとは。
(選手を信じて)使うのがいいのか、代える方がいいのか。コーチ、2軍監督から長く付き合っていると、人間だから、情が絡んでしまう部分もどうしてもある。自分の中でどうしていくかというのが難しい部分。
-昨季は佐藤輝、中野、伊藤将の新人3人が起爆剤になった。
みんな、期待を超える働きをしてくれた。輝も交流戦が終わるぐらいまで完全に想像を超えてきた。最後(の不振)は反動かどうか分からないが、でも、輝自身の成長のために絶対に必要なことだった。」
-主砲と期待した大山の働きは。
物足りないし、悠輔もそれでいいと思っていない。(積極的に)振って行くスタイルだが、その中で我慢できるか。相手はこう来るんじゃないかなという準備、読み、そういうものが出てくれば、数字は絶対に上がってくる。
-投打で軸が固まらなかった。
強いチームをつくるためには、日本選手の4番とエースが必要。ヤクルトの村上やオリックスの山本。エースとはまだ呼べないんだろうが、ヤクルトの奥川。補強も必要だが、そういう選手で幹をつくる。育てたいと思っている。
-勝つだけではなく、挑戦する姿勢などプロセスを常に大事にする。
勝つ難しさはひしひしと感じている。軽視しているものではない。でも、勝つだけでは面白くない。子供たちに、俺たちが戦う中からメッセージを伝えていく。きれいごとと言われることもあると思うが、夢と理想を持って俺はやりたい。
-「イチにカケル!」をチームスローガンに、1985年以来の日本一を目指す。
イチ、しかない。でっかい一番を取りに行く。
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