野村克也氏(享年84歳)をしのぶ会が12月11日、神宮球場で開かれ、球界の関係者など約600人が参列。
野村氏が選手、監督で在籍したヤクルト、阪神、楽天など6球団が共同発起人となり執り行われました。
野村さんの下で野球を教わった選手が、その後監督や指導者として現在の野球界に多くの影響を与えているのは文句のつけようのない事実です。
今年の野球界だけでも、春先の阪神タイガースの快進撃を率いた矢野監督や日本シリーズを制した高津監督。
そしてオリンピック金メダルチームを率いた稲葉監督、そして日本ハムファイターズの新監督に着任した新庄ビッグボス。
そして夏の甲子園を制した和歌山智弁学園高校の中谷監督・・・・等々。
これだけを見ても野村さんの偉大な指導法に間違いはないというのがよくわかります。
野村さんの有名な言葉は「弱者が強者を倒すには知恵と工夫だ」。
その野村イズムを取り入れ実践した選手たちが今の野球界の指導者となり、そしてさらに下の世代にそれを教え代々受け継がれていくことになれば野村さんも天国から喜ぶのではないかと思っています。
ヤクルトの高津監督の弔辞を読んだだけでも野村イズムは伝わりますが、以前高津監督のヤクルトを率いていくその心構えを読んだことがあります。
その文章は読むと、微に入り細にわたりチームのことを考えていることがよくわかります。
若い村上選手の起用方法や高卒投手の奥川投手の起用方法も、過去のデータを集め、体力を精査して、個々にどうすれば最良かを考えて起用しているそうです。
だからこの文章を読んだとき、阪神は勝てないなと思ったことを思い出しました(^_^)
ヤクルトと阪神の最も大きな差は監督の力量です。
ただし力量はこれからでも頑張れば挽回できます。その意思と能力があれば。
今年の7月6日、神宮の阪神ヤクルト戦で、ヤクルトの村上選手が阪神の2塁ランナーだった近本選手の動きに対して、審判にアピールしたときの矢野監督の対応が、今でも阪神ファンとして非常に恥ずかしい。
20歳そこそこの選手に対応するチームの監督の対応としては、まさに最低だと思っています。
矢野監督には、もう一度野村監督の本でも読み直して、言葉使いを改めて、もう一度チームが優勝するためには何が必要でどうすれば良いのか考えてほしい、と切に思います。
上に書いたヤクルト戦の矢野監督の暴言を文字化した動画がありました。ホント恥ずかしい!
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