阪神のプロ1年目・石井大智投手(24)と村上頌樹投手(23)が21日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、ともに年俸アップでサインした。(金額は推定)
石井は250万円アップの年俸800万円。今季は新人ながら開幕1軍をつかんだ。
ただ、18試合に登板して0勝1敗、防御率6・23と思うような結果は残せず、シーズン最後は2軍で終えた。「シーズンを通して活躍することができなかったですし、新人4人で開幕1軍をつかんで、自分だけファームに落ちるというところで情けないというか」と悔しさをにじませる。「来年はずっと1軍にいられるように。最低30試合を目標に掲げてやっていこうと思ってます」と意気込んだ。
村上は30万円アップの年俸750万円。今季はウエスタン17試合で10勝、防御率2・23で投手3冠を獲得するなど活躍を見せた。だが、2度の1軍登板では結果を残すことができず「悔しいシーズンになりました」と唇をかんだ。「初勝利、ローテーション入りを目指して頑張っていきたい」と来季の巻き返しを誓った。
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