阪神タイガース 2021年 矢野監督の懲りない采配ミスその1

監督の采配

阪神タイガース 矢野監督の今シーズンのおかしな采配を記録しておきます

2021年9月19日、阪神-巨人戦での2回裏一死二、三塁の場面での前進守備

普通、前進守備というのは1点もやれない場面で取る作戦です。
ですから大事な試合では序盤から取ることもあり得ます。

しかし一死三塁の場面では理解出来ても、一死二、三塁となると話が違います。

一死二、三塁で前進守備を取ると、ライト前またはレフト前等の外野に転がされると、2点入ってしまいますから、序盤ではこういう場面での前進守備は普通はしません。

その前提で、甲子園での今季最後の巨人戦を振り返ってみます。

この試合の勝敗を分けたのは、幸先よく1点を先制した直後の2回の守備。

亀井、丸の連続安打などで一死二、三塁のピンチを背負うと、続く大城の打席で矢野は前進守備を選択。

まだ2回というのに何をするねん、と思ったのもつかの間、大城の放った当たりは二塁・糸原の正面近くへ飛んだが、これを糸原が捕球しそこね打球はセンター前へ。
三走・亀井、二走・丸の生還を許し、あっという間に1―2とゲームをひっくり返された。

この試合はそれから悪い流れは止まらないようになって、その後、一死一塁から次打者・菅野の放った当たりは投手正面へ。

これを捕球したガンケルは1―6―3の併殺を狙い二塁へ送球したが、今度はこれを遊撃・中野がキャッチできず失策。一、三塁とすると次打者の吉川尚に戦局を大きく決定づけられる5号3ランを打たれてしまって試合を潰してしまった。

2021年10月8日、ヤクルト-阪神戦での5回裏一死二、三塁の場面での前進守備

2-1とヤクルトにリードされて迎えた5回裏、無死一塁二塁から投手奥川に送りバントを決められ、一死二、三塁の場面でまた矢野は前進守備を指示。

つい3週間前に失敗している作戦をもう忘れてしまったのか、また前進守備を指示し、そして1番 塩見選手にライト前タイムリーヒットを打たれて2点取られてしまいます。

この試合は確かそれまでヤクルトが6連勝と勢いに乗っているときで、阪神が3連勝すればひっくり返すという大事な試合だった筈。

その大事な試合で繰り返す矢野のボケ采配。

自分は「一死二、三塁の場面での前進守備」が悪いとは思っていません。

9回などの試合が決まる場面では当然そういう選択も必要。

しかし巨人戦では2回。ヤクルト戦でも5回にこれをやっていますが、2点取られるリスクが大きい作戦を、序盤にやる意味がわからない。

矢野流に言わせれば「俺たちなりに精一杯前向きにやった結果やから後悔はない」とたぶん言うのでしょうけど、2点取られるリスクの高い作戦を序盤に取る意味をホント教えて欲しい。

なお、上の2戦とも前進守備でなく普通の守備位置なら失点は避けられた、と自分は見ています。

この記事の最下部にヤクルト戦のYouTube動画を貼り付けてあります。塩見が前進守備で打ったライト前ヒットもよく見えます。確認できますよ。

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