来春の宜野座キャンプの切符をかけ、サバイバルが早くも開戦だ。阪神は、19日に甲子園でシート打撃を実施。育成で売り出し中の岩田将ら7投手が登板予定で格好のアピールの舞台となる。矢野監督は「この結果だけを踏まえてどうこうするわけじゃないけど、現状の確認と、アピールしてくるものがあればアピールになる」と意図を説明。一方で金村投手コーチは「春の(沖縄)キャンプに連れて行けるかどうかというすごいチャンスになる。“おっ”と思わせてくれる投球を見せてくれたらすごくアピールになる」と競争をあおった。
選手たちも気合十分。15日に鳴尾浜を視察した指揮官から評価された育成1年目の岩田将は「今取り組んでいる左(打者)のインコースをうまく攻められるように。(佐藤輝ら)シーズン通して活躍した打者と対戦して、いろんなことを勉強できたら」と強気の投球で存在感を示すことを宣言した。他にも昨年11月に右肘手術を受けた才木も登板を予定している。
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