阪神・藤浪晋太郎投手(27)が19日、ア・リーグMVPを満票で受賞したエンゼルス・大谷について「次元が違う。世界で誰もやっていないことをやっているので歴史的な偉業だと思います」と敬意を表した。
今季は同い年の躍動を、球場のテレビを通して見ていたという。「(投打)どっちもトップクラスのパフォーマンス。今後現れるか現れないかの次元じゃないか」。少し興奮気味に活躍をたたえた。
打者としてはリーグ3位の46本塁打、投手としても先発ローテを担い9勝を挙げた。自身の経験からもローテーション投手として1年間投げ抜く大変さを理解しているだけに、藤浪は投手目線からすごさを語った。
「メジャーは日本より試合数が多い。普通にローテを守る、先発として年間を投げるだけでも大変。その上、DHで毎日出てすごい」。大阪桐蔭時代の12年センバツ1回戦で大谷擁する花巻東と激突するなど、ライバル関係だった。刺激を力に変え、10年目を迎える来季こそ完全復活を果たす。
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